2006.05.24 Wednesday
アニメ『獣王星』
堂本光一くんが声優初挑戦するってことで、
ずっと期待して見ていた『獣王星』。 遂に昨日、青年期に入り、満を持しての登場!! そうですね・・・。 いいんじゃないでしょうか イメージぴったし!!とまでは思いませんが。。。^^ 多少の違和感は感じますが、シルフ的にはOKかな。 絵と声のバランスが、合ってるような合ってないような・・・ って感じの違和感であって、 光一クン自体は、とても頑張ってると思います 偉そうですいません ただ、どーしても力みすぎてるのか、 ミュージカル口調ではありますが。。。^^ それよりも設定とゆーか、ストーリー展開に問題が。 これは初回から思ってたんですが、 スピード感が全くないんですよね。。。 剣を振り回したり、体のすばしっこさを強調してみせても、 スピード感が全く感じられないので、 闘いのシーンにも緊張感がない。 「なんてスピードだ!」とか、 「よく避ける。並みの反射神経じゃそうはいかない」とか 言われても、そうかぁ!?って、失笑。 そして、少年期最大の見せ場であるはずの、 主人公・トールを死の淵からサードが懸命に救うシーン。 いつもヘラヘラしているサードが、血相を変えてトールを 呼び覚ますところは、主人公が強運の持ち主であるということ、 サードにとって、トールがとても重要な人物であるということ、 それらを強調させる場面であるはずなのに、 あーんな簡単に息吹返したら、半分も伝わらないんじゃ・・・ あの場面はかなり、がっかりしました。 そして、更にがっかりしたのが、 ユウキとザギの登場について。 ユウキは昨日が初登場、ザギは初回からの再会になるわけですが。 弱い!! 人間関係が弱すぎ!! 原作の削っちゃいけないシーンを削るから、 こんな弱くなるんだよ!! ザギは、白輪に向う前にトールに会いに来て、 ラーイの話しをし、そしてあの名セリフ、 「2度と俺に敵意を向けるな!」 を言わせないとダメ! そしてその後、サードに 「何故、殺さない」と問われ、 「可愛いからさ」と答える。 この会話がないと、ザギがトールに執着していることが 全く伝わらない!! しかも悪いことに、このシーンを削ったが為に、 サードもティズも、ザギと会わずして、青年期の再会を果たす。 だからトールとザギの関係を2人は知らないし、 トールが驚いて「ザギ!?」と言っても、 2人にしてみたら、『誰だよ、こいつ』になる。 はずなのに、さも知ってたかのようにサードは、 「白狼鬼があいつだったことで、迷っているのか」 って言う。 おかしいじゃん。 あんたザギのこと知らないのに、なんであいつ呼ばわり?(-"-) そしてもういっこが、ユウキ。 原作では、チェンを追いかけてきての登場となっている。 ユウキはチェンの夫ですから。 そこでユウキがトールを気に入り、友情が出来たり、 チェンを想っても想っても、サードと比べられ不甲斐なかったり。 "ユウキ"と言うキャラの、人柄の良さが描かれていた。 (まぁ、人柄の良さは昨日のでも十分、伝わったけど) だから青年期に入り、白狼鬼対策の為、共同戦線をはろうと 会談が持たれた時も、トールは「ユウキは友達だから」と言う 理由が成立した。 しかし、アニメではユウキは全く見知らぬ他人として登場した。 だから共同戦線はるのも、 「このまま輪が潰されれば、獣王制度まで崩れてしまう」 と言う理由から動く事になる。 ユウキが死んだ時も、 「友達が死んだ」と言う感情ではなかった。 トールの"甘ちゃん"ぶりが弱くなっている。 ちょっと残念 まぁ、でも何話終了予定なのか知らないけど、 削って削って納めないと、まとまらないんだろうな 設定を削って変える分には構わないけど、 やっぱりスピード感と緊迫感は、もっと出して欲しい。。。 今のままじゃ、誰も並みの手練ではないとは感じれないから 頑張れ、スタッフ! |