2006.02.20 Monday
漫画家・水城せとな。
男性はご存知ないかと思われますが、
水城せとな先生は、シルフの大好きな漫画家さんの一人です。 少女コミックも描かれますが、 BLの方が有名なのかもしれません。 BL。BOYS LOVEです シルフはぶっちゃけBL本も読みます^^ 水城せとなさんの作品がきっかけだったと思います。 水城せとなさんの作品は、BLに限らず全てのジャンルにおいて、 ものすごく考えさせられる内容のものが多いです。 人のエゴとか内に秘めた闇とか葛藤。 憧れとかただ純粋に人を想う気持ちとか。 人間の気持ちの微妙な揺れを表現するのが ものすごく上手な方だと思います。 作品には学園モノやスポーツモノと いたって普通の背景でありながら、中身がものすごく濃ゆい。 いつも胸の詰まる思いがそこいら中に散りばめられています。 そのくせ、笑いもあります^^ シルフは漫画はいつも「絵」で選びます。 好きな絵かどうかで決めて、読んで当りかハズレかを判断します。 たまに話が好きだから、辛い絵だけど買うこともあるけど。 水城せとなさんの絵は、バッチリシルフ好みなんです。 大好きです 昔の絵も今の絵も、両方好きです。 嬉しい事に水城せとなさんもhydeさんのファンで、 『ダイアモンド・ヘッド』と言う作品に出てくる美少年が、 シルフにはどーやってもhydeさんにしか見えません 本人さんが意識して描いてるかどうかは知らないですけどね 好きだから勝手に似ちゃうんだろうなぁ・・・ とシルフは勝手に思ってます 水城せとなさんの絵は、目に特徴があると思ってます。 いわゆる"目力"がすごく強くて、表現が豊かです。 説得力があります。 さてここまでベタボメしてきたわけですが、 この間、最新刊が出てたんですね。 見たことないトコから出してるなぁ・・・ って思ってたんですが、先生の作品なんで迷わず購入。 知らないはずです。 「ジュディーコミックス」ってレディースコミックでした。 シルフはレディコミは読まないので^^; しかし。 レディコミなのに、BLです^^ 『窮鼠はチーズの夢を見る』ってタイトルです。 表紙が微妙な色合いで落ち着いてて、とってもキレイです レディコミのせいか、珍しくハードです^^ 描写が。 担当者さんから「激しくエロく!」と指導を受けたそうです さすが、レディコミ・・・ でもねでもね!! 勘違いしないで!! この作品はエロさが売りじゃないんです!! めちゃくちゃ切ないんですっ!! 胸がギュッって締め付けられて、苦しいんです。 シルフはね、水城せとなさんの作品を読むと、 いつも泣いちゃうんですよ(T-T) 透明感がすごぉく切なくて。 どの作品もみんながまっすぐなんですよ。痛いほどにね。 この『窮鼠』は、大人のラブストーリーです。 優柔不断なノンケくんと彼を一途に想い続ける男。 「世間の常識」から踏み外せない苦悩の前に、 ノンケくんの元彼女が現れて・・・。 興味のある方はぜひ一度、読んでみて下さい。 ホントに切なくて良い作品だと思います。 BLがキライ・苦手って方。 BL読むなんて、シルフ最低ー(-"-) と思われた方。 どうもすいませんm(_ _)m 窮鼠はチーズの夢を見る ジュディーコミックス 水城 せとな BL苦手な方にオススメの作品がこちら↓ 水城作品の中でもシルフが特に大好きな作品です♪ 名門校の裁判部に所属する生徒たちのお話。 全5巻。さわやか少女コミック。 ダイアモンド・ヘッド 1 (1) 水城 せとな |