2006.03.28 Tuesday
姫も話せばわかるのだ。
昨日の夜中の出来事。ま、今朝ですね。
最近、姫はとにかくうるさい(-"-) すんごい鳴くんですよ。意味がわからない。 「ナ〜ォ」って、非常に擬音語に変換しずらい声で とにかく鳴いて、家中をうろうろうろうろします。 昼間は外の世界も自由に行ける様にしてます。 "猫扉"は設置してないので、父の部屋が庭に面しているので そこの扉が姫の出入り口です。 昼間そこは姫の通る隙間だけ常に開いてる状態。 夕方帰って来たら閉めるって感じです。 黒猫なので、やっぱり夜は危険度が増しますからね。 だからたいてい鳴く時は、「外に出してくれ〜、開けてくれ〜」 って鳴いてたんですが、最近はどうもわけがわからんのです。 とゆーのも、開いてるのに鳴く。 シルフの部屋の前でもとにかく鳴くんだけど、 開いてるんですよ。勝手に自由に入れるのに鳴く。 「かまって欲しいんじゃ?」と思うでしょ? それも違うんですよ。相手してやろうとすると怒るしね しばらく撫でて、『治まったかな・・・』と油断すると、 鳴きながらどっか行ったりね 「そろそろボケてきたんじゃ・・・」 なんて噂も。。。 起きてる間ずっと鳴き続ける時もあるから。 そんな意味不明な鳴きに悩まされてる今日この頃で、 昨日の夜中のことですよ。 確実に「出してくれ」のサイン鳴きなんだけど、 「何時や思ってんねん」ってちょっとキレそうになる だって、4時ですよ 出せるわけないじゃない。寝させろよ(-"-) だいたい開いてる昼間に自分が爆睡してるのが悪いんじゃないか。 しばらくほっといたらね、シルフの部屋にも小さい窓が あるんですが、そこへ行くには障害物がたくさんあるんですよ。 オーディオ台ってゆーんですか? テーブルがあって、そこにテレビやらなんやらの小物があって。 姫が窓に到達するには、3ジャンプほど必要なわけですよ。 しかし、ジャンプするにも小物たちが並んでるから 姫にしたら踏み場がないんですね。 うちの姫は何が優秀かって、つまみ食いやテーブルの上に 乗らないところがオリコウさんだったわけですよ。 それが夜中に「ガシャーン バラバラー」って 凄まじい音が響き渡りまして。 何事かと思って飛び起きたらアナタ! 姫が無理やり飛び乗ったが為に、荒らされた小物達が その辺り一帯に散乱してるじゃありませんか!! プッチーン もちろん、キレましたとも。 何が悲しくて夜中の4時にお片づけせにゃならんのですか まだ土台に足を乗せ、次のジャンプをしかけようとしている姫を むんずとつかまえ、ベッドに放り投げました。 えぇ、投げましたとも。 当然、姫も戦闘態勢に入ります。 シルフは姫の両肩をがっしり掴み、真正面から見据えました。 肩におかれた手を噛む姫。 が、しかし! シルフは構わず説教に入ります。 「なんであんなことしたんや?」 「こんな時間から出れるわけないやろ?」 「わかってることやないか」 そっぽ向く姫。 「だいたい昼間にずっと寝てるアンタが悪いんとちゃうんか?」 「昼間出れるのに出んと、夜なったら出せ出せっておかしいやろ」 「ちょっと自分勝手過ぎんちゃうか!?」 いつのまにやら、お座りのポーズで黙って聞き入る姫。 ちょっと反省した模様なので、言葉を変えます。 「みんな姫のこと大好きやねんで?」 「こんな夜中にだして、車に轢かれでもしたらどうすんの」 「あんた黒猫やねん。見えへんやん」 「あんたにもしものことがあったら、みんなが悲しむ」 「お父さんなんか、イッキにボケてまうわ」 「あんたには長生きしてもらわな困るねん」 「大事やから、好きやから、言ってんねんよ?」 姫、黙ってシルフの手をぺロリと1回舐めてから、 すごすごとベッドの端に移動して、静かに寝始めました!!! うぉ〜〜〜!? 解ってくれたのか!? くどくどと諭した甲斐がありました!o(>◇<)o 全部本音だけど、言いながらも 『なんで猫に向って真剣に話してんだろう・・・』 って思ってたんですよね^^ 子供を叱る親みたいじゃないですかぁ。 いやぁ、やっぱり言葉(気持ち)って大切だなぁ〜と。 伝わるんですよねー これでまた絆が深まった事でしょう。 一人、喜びをかみ締めた夜でした。。。 |